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溝入れ加工ソリューション

シャフトの加工では深い溝や湾曲した溝が多いため、汎用性が高く堅牢な工具が必要になります。 最新の突切り・溝入れ加工用の工具は、重切削に焦点を当てています。長い突出しでの安定性向上とともに、よりタフな刃先を持ち、切りくず処理を改善します。

コロカット1および2は、突切り・溝入れ加工のベンチマークとなる、進化し続けるコンセプトです。卓越した安定性をもたらす、レールおよびV-形状のデザインとチップ長さにもとづいています。 これらの特長により、高い切削条件とより良い性能・加工結果が実現されます。幅広いラインナップのチップブレーカと材種があり、旋削加工や倣い加工において、被削材や送りに最適化した加工が可能です。標準品ラインナップに必要なチップがない場合は、テーラーメードをご利用いただけます。

コロターンSL70のアダプタやブレードと組み合わせることで、溝入れおよび関連した加工は新たな広がりを見せます。SL70は加工の最適化の要求に対応することができ、特殊工具の必要性が少なくなります。

コロカットの新しい大きなサイズのツールブロックは、コロマントキャプトと組み合わせることにより、深い溝の長い突出しの加工において卓越した安定性をもたらします。深い溝加工をワンパスで行うことができ、生産性が飛躍的に向上します。

これらの加工を行うチップは、強い刃先と長い工具寿命のための耐摩耗性を必要とします。GC1145は難しい溝入れ加工における、高い切削条件と予測可能な工具寿命とともに新たなレベルの安定性をもたらします。チップの母材にそれほどじん性が必要でない場合には、GC1125を使用します。

  • コロカット R-サイズチップ -GM ブレーカ
  • コロターン HP 高圧クーラント
  • コロターン SL モジュラーシステム

コロカット R-サイズチップ -GM ブレーカ

コロカットR-サイズチップ -GMブレーカは、生産性の高い重溝入れ加工のための新しいソリューションです。より軽切削の刃先、より低い消費動力および びびりの抑制を目的として開発されました。幅の狭い切りくずが生成されるため、切りくず排出とプログラミングが容易になります。これにより、連続した送りでの深い溝の加工が可能となり、プログラミングや工具交換のための機械のこまめな停止を避けることができます。安定性の高いレールインターフェースが備わり、またチップ幅と材種はいつくかの種類があります。

コロカットSL

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コロカットSLはユニバーサルモジュラーシステムです
長い突出し用の防振ブレード
関連情報

内径旋削加工

内径旋削加工ではワークの内径を加工します。長い突出し量と切りくず排出が良好ではないことは、内径旋削加工の2つの課題です。長い突出し量により、たわみとびびりの両方の問題を引き起こします。びびりと切りくず排出が良好ではないことは、チップ破損の原因になります。切りくず排出の問題はまた、加工面品質の低下につながります。 内径旋削加工の基本加工領域は、軸送り旋削... chevron_right

ファンディスク

この部品はチタン合金製で、チャンバーの内径溝入れ加工と、大きなチューリップ形状の溝フライス加工が行われます。 航空機のファンディスク加工用ツーリングソリューション SL70モジュラーツーリングシステムと防振ブレードの組み合わせ 最大深さ150... chevron_right

穴あけ工具の摩耗およびトラブルシューティング

トラブルシューティング 刃先交換式ドリル ヘッド交換式ドリル 超硬ソリッドドリル 刃先交換式ドリル オーバーサイズ穴 回転ドリル 切削油の供給量を増やす、フィルタを清掃する、ドリル内の切削油孔を清掃する 外周刃に高じん性のブレーカを試す(中心刃を維持) ワーク回転ドリル 旋盤の芯合わせをチェックする ドリルを180度回転する 外周刃に高じん性のブレーカを試す(中心刃を維持) アンダーサイズ穴 回転ドリル 切削油の供給量を増やす、フィルタを清掃する、ドリル内の切削油孔を清掃する 中心刃に高じん性のチップブレーカを、外周刃に軽切削チップブレーカを試す ワーク回転ドリル 静止:旋盤の芯合わせをチェックする 静止:ドリルを180度回転する 中心刃に高じん性のブレーカを、外周刃に軽切削ブレーカを試す 芯残り穴 回転ドリル 切削油の供給量を増やす、フィルタを清掃する、ドリル内の切削油孔を清掃する 外周刃にその他のチップブレーカを試し、送り速度を推奨値の範囲内で調整する ドリルの突出し量を短くする ワーク回転ドリル 旋盤の芯合わせをチェックする 切削油の供給量を増やす、フィルタを清掃する、ドリル内の切削油孔を清掃する ドリルの突出し量を短くする 外周刃にその他のチップブレーカを試し、送り速度を推奨値の範囲内で調整する びびり ドリルの突出し量を短くして、加工物の剛性を上げる 切削速度を下げる 外周刃にその他のチップブレーカを試し、送り速度を推奨値の範囲内で調整する 機械のトルクが不十分 送りを下げる 軽切削ブレーカを選択して、切削抵抗を小さくする 機械の動力が不十分 速度を下げる 送りを下げる 軽切削ブレーカを選択して、切削抵抗を小さくする 非対称穴 穴の底部が大きくなる(センターチップの切りくずの詰まりが原因) 切削油の供給量を増やす、フィルタを清掃する、ドリル内の切削油孔を清掃する 外周刃にその他のチップブレーカを試し、送り速度を推奨値の範囲内で調整する ドリルの突出し量を短くする 短い工具寿命 推奨切削条件をチェックする 切削油の供給量を増やす、フィルタを清掃する、ドリル内の切削油孔を清掃する ドリルの突出し量を短くして、ワークの安定性を改善し、工具の保持状態をチェックする チップ/チップシートおよびスクリューの損傷をチェックする 摩耗の種類とその対策を参照する できれば、より耐摩耗性の高い材種を選択する チップスクリューの破損 トルクレンチを使用して、モリコートを塗布したスクリューを締め付ける 加工面品質不良 良好な切りくず処理が重要 送りを下げる... chevron_right

スレッドミリングカッターの選定方法

シングルまたはマルチロースレッドミリングコンセプトはさまざまな用途にぴったりです。 シングルロー 内径中大きいねじ山用 対称部品の大きい、外径ねじ山用 長い工具突出し量でのねじ切り加工、あるいは薄肉 ワークのように、安定性が乏しい場合にも適しています。 異なるピッチに対して同じチップを使用する必要があるとき 低動力が必要なとき 小ロットサイズおよび混合生産用 マルチロー 1つの工具でねじ切りと面取りを行なうとき 1回の360パスでねじ切りを完了するとき 複数のねじサイズ用に同じ工具を使用するとき (ピッチの長さが同じ場合) チップタイプ ねじ切り製品用のチップタイプは主に2種類あります。チップごとに異なる技術的、経済的な利点があり、加工方法を選択する際の主な考慮事項となります。 フルプロファイル V-形状 仕上げ刃付きチップ... chevron_right

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