CoroMill 365は鋳鉄部品と鋼部品の荒加工から中仕上げ正面フライス加工に不可欠な工具です。CoroMill 365は大量生産、および高い切りくず排出量が重要になる加工に最適です。
利点
- AP = 6 mm(0.236")までの加工が可能なチップ
- 加工物あたりコストの低減を達成する高生産性を実現するユニークな8枚刃設計
- 堅牢で信頼性の高い加工を提供する多刃仕様セルフ位置決めチップ
- カッターボディにおいてチップ刃数が多くなるということは、より高いテーブル送りで卓越した高効率の生産が実現できることを意味しています
仕様
- Coromant Capto®カップリングまたはアーバ取り付け
- クーラントスルー設計
- 右勝手または左勝手チップが使用可能
- 確認しやすいようにチップブレーカおよび材種をチップにレーザ刻印済み
- ワイパーチップで高い加工面品質を実現
用途
- 鋳鉄(ISO K)の加工用に開発された正面フライスカッター、鋼材(ISO P)および高硬度材(ISO H)でも良好な性能を発揮:
- 径範囲:40–250 mm(1.50–10.0")、160–500 mm(12.0–18.0")(ウェッジクランプ)
ISO適用領域



ニュース
良好な工具寿命と加工安定性を実現するInveio®技術を適応した、鋼フライス加工用材種GC4330がCoroMill®365カッターに対応となりました。

推奨
チップサイズ
最大切込み: 6 mm(0.236")。
ワイパーテクノロジーで高い加工面品質を実現
仕上げ加工用には2種類の勝手なし設計のワイパーチップ(オプション)が使用可能です。
- ワイパー長さが4 mm(0.157")のチップには、2つの右勝手チップと2つの左勝手チップがあります。
- ワイパー長さが8 mm(0.315")のチップには、1つの右勝手チップと1つの左勝手チップがあります。
優れた面粗さを生成するには、1回転当たりの送り (fn = fz x zn) がワイパーチップ長さ (bs 2) の80%未満になっているか確認することが重要です。基本的に、カッター径が大きくなれば、1回転当たりの送り(fn)が速くなり、より長いワイパーチップ長さ (bs)が必要になります。



チップのクランプ方式
サポート面が大きく、切削抵抗を最適に分散できるように工具設計されています。

ウェッジクランプおよびカッターボディの固定に使用されるのと同じチップです。

ウェッジクランプ式
- ピッチの細かな大径カッターで、高いチップ密度を実現します
- 径が250–500 mm(5.00–20.0")のキャップタイプのカッターをお見積もりいたします
- 切りくずの短い被削材のフライス加工用で、大きなチップポケットは不要になります
- チップのエクストラダブルクランプ
スクリュークランプ式
- 小径カッターです。
- 主に鋼材 (ISO P) のフライス加工用。
製品ラインナップ
標準ラインナップ
径 | ホールディングシステム | APMX |
40-60 mm | Coromant Capto® | 6.0 mm |
50-250 mm | アーバ取付 | 6.0 mm |
80-160 mm | アーバ取付(FMA) | 6.0 mm |
1.5-2.5" | Coromant Capto® | 0.236" |
2.0-10" | アーバ取付(インチ) | 0.236" |
CoroMill® 210
CoroMill 210は非常に生産性の高い荒加工コンセプトの工具で、高い切りくず排出量が最優先事項である場合に使用します。切込角10が非常に高い送り速度の正面フライス加工を可能にします。このため、切削抵抗は軸方向に向かい、安定した切削アクションとびびりのない加工を実現します。 利点 切りくず厚さを薄くすることで高いテーブル送りと高生産性を実現 正面フライスカッターは突出し量の長い加工用の第一推奨です 多目的工具。正面フライス加工、ボーリング加工、ランピング加工、プランジ加工が可能 特長 Coromant... keyboard_arrow_right
CoroMill 357
CoroMill 357は多刃正面フライスカッターで、主として鋼や鋳鉄の荒加工やキューブ加工用です。CoroMill 357はシム保護チップシートとクランプシステムによる安定した高剛性のカッターボディ構造で、迅速で簡単なチップ交換を実現します。 利点 高い切くず排出量 手袋をはめたままでもチップ交換が容易で、ダウンタイムが短縮 信頼性のある生産能力 マルチエッジ設計で、コスト効率に優れたソリューション 特長 24切刃のチップでは、深い切込み能力と高い刃当り送りを実現 チップクランプシステムで、チップ交換が短時間で簡単にできるため、スクリューを外す必要がありません。 10コーナ仕様の両面チップ 長い工具寿命と安定した加工を実現するシム保護カッター本体 径方向、軸方向、それに底部の支持面が大きいため、変形が防止され、 結果的に安定した加工が可能 用途 キューブ加工 断続部品加工 取代が不均一な部品 鍛造品、溶接品、鋳造品 正面荒フライス加工: ISO... keyboard_arrow_right
CoroMill® 200
CoroMill 200は非常に安定した荒加工および汎用工具です。一般フライス加工だけでなくダイ&モールドなど金型製作にも適しており、荒加工の第一推奨です。刃先が強靭なため、カッターは断続加工(穴、すきまなど)や、摩耗性の高い鍛造肌(黒皮)などの過酷な加工条件に耐えることができます。 メリット プロセス安全性と信頼性 高い切りくず排出量 特性 円筒シャンク、アーバー、CISアーバー、ウィッスルノッチまたはウェルドン取付け あらゆる被削材に対応するチップブレーカとチップ材種 切りくず排出率の高いチップブレーカで、切込み(ap)と刃当り送り(... keyboard_arrow_right
CoroMill®345
コロミル 345は、刃当り送りと切りくず排出量において高い生産性を実現する、コスト効率に優れた正面フライスカッターです。 剛性の高いカッター本体とシム保護チップシートにより、安定した加工プロセスを実現し、無人生産が優先される場合に最適な選択です。 新チップブレーカ(-M)も導入されコロミル245などのポジカッターに匹敵する低切削抵抗を実現、ステンレス加工にも最適です。 【シムの仕様変更に関するご注意】 新チップブレーカ(M)の導入に伴い、シムが設計変更されました。 旧シムは灰色で新シムは黒色になります。 また型番も変更されています。 カッターのシムは必ず新設計の黒色シムに変更してください。 旧設計の灰色シムがついた本体でそのままMブレーカを使用すると思わぬ事故につながるおそれがあります。 利点 加工物あたりコストを低減する8コーナ仕様 高性能を発揮... keyboard_arrow_right